2018年,岩波新書は創刊80年を迎えます
岩波新書 創刊日 * 1938年11月20日

 

【岩波新書創刊80周年記念イベントのご案内】

5月29日(火),ブックファースト新宿店にて開催いたします.
“編集長と編集部員が語る「岩波新書」の舞台裏”

https://www.iwanami.co.jp/news/n24736.html

 

 

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《集計期間:4/16~5/13》

※ランキングは全国の協力書店様の売上データによるものです

 

 

5月の新刊 (5月22日刊)

いま世界各国の自動車メーカーが次世代のクルマの開発にしのぎを削っている.その技術的進化には,私たちの生活をも大きく変えてしまうインパクトがあるとされる.何が変わるのか.開発の最前線に迫る.

武士の日本史
高橋昌明
880円

「刀は武士の魂ではない」「主君は替えて当たり前」「武士が消えて武士道が生まれた」――果たして日本は「武士の国」なのか? 長年武士研究を牽引してきた著者が,数々の常識を覆し実像に迫る.

フィレンツェ ――比類なき文化都市の歴史

池上俊一
960円

古代ローマ,有力家門が鎬を削った中世,そしてメディチ王朝期――いつの時代も,人々はこの町を崇高なまでの美の都に仕立て上げた.その魅力あふれる文化と芸術を活写する.

ジョン・ロック ――神と人間との間

加藤 節
820円

自由で平等な市民社会の原理を探究し,民主主義の礎を築いたジョン・ロック.「神なしではすますことのできない」宗教性と,「影」を色濃く帯びた思想的挫折を経験していた,啓蒙と民主主義の思想家の裏にひそむものとは――

マネが「画家たちの画家」と絶賛した「高貴なる天才画家」ベラスケス.フェリペ四世に愛され,宮廷画家としても王の廷臣としても頂点までのぼりつめた彼の人生には,しかし生涯隠し続けた大きな秘密があった──

 

 

5月のアンコール復刊 (5月22日発売)

ミケルアンヂェロは生きている.うたがうひとは“ダヴィデ”を見よ! イタリアの自由都市フィレンツェの市民として生まれ,民衆とともに歩んだミケルアンヂェロの伝記.昭和14年,軍国主義下の暗い時代に,自由への熱い思いをこめて書かれた名著.
 
本書は,外国人として初めて許されてラマ教団の僧院に入り,10年間ラマ教の研究に没頭した著者による,チベットの地理風俗政情についての叙述.チベットのすべてがラマ教と不可分であることを説いている.
 

 

 

電子書籍

 

 

今後の刊行予定

6月の刊行予定

『現代社会はどこに向かうか ――高原の見晴らしを切り開くこと(見田宗介)
『金融政策に未来はあるか』(岩村 充)
『住まいで「老活」』(安楽玲子)
『賢い患者』(山口育子)
『東大寺のなりたち』(森本公誠)

7月の刊行予定

『原民喜 死と愛と孤独の肖像(梯 久美子)
『戦争体験と経営者』(立石泰則)
『戦国大名と分国法』(清水克行)
『K-POP 新感覚のメディア』(金 成〓(ミン))
『総介護社会 ――介護保険から問い直す(小竹雅子)

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「B面の岩波新書」のご案内

岩波新書編集部ウェブサイト「B面の岩波新書」をはじめました

https://www.iwanamishinsho80.com/

新書づくりの舞台裏をご紹介しています.
本には書かれていないここだけのお話のコーナー,ぜひご覧ください.

(開設日:2018年1月19日)

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